マスクさん さようなら〜

2018.04.26 Thursday

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    ここ数回、堅い話だったので今回は軟らかく!

     

    私が週日に歩く道路沿いに幼稚園があります。子供たちが元気に遊んでいるのを見たり、騒がしい声を聴くのは楽しいものです。

    先般気が付いたのですが、マスクをしている子は一人もおりません。しかし、子供たちと一緒に外に出ている先生の多くがマスクをしていました。私が子供の頃にはマスクをしているのは風邪ひきさんに限られていたのですが、近年、外に出るときにマスクをしている人をよく見かけます。歩いている人、自転車や車に乗っている人、多くの人がマスクをしてます。比較的女性が多いような気がします。

    厳しい冬に耐えた木々や草花が芽吹き始めると、花粉症の季節が到来します。そして、うだるような酷暑が過ぎるとあっという間に冬が来る。近頃、日本の四季はこんな具合ですから、一年の半分くらいマスクをしている人がいるのではないでしょうか。外国の人から見ると、言い方悪いですが犯罪者集団みたいな異様な光景でしょうね。病院などでは、まぁそれもありかなって思いますが、事務職の方を含め多くの職員が通年してマスクをしてます。一方で、患者と直に話をする医者はしてませんな。歯医者さんだけは、他人様(ひとさま)の口を上からのぞき込むので必須になってるみたいですが。

     

    現役の頃、旧知の医官(自衛隊ではお医者さんのことを医官と言います)にマスクの効果・効用について訊ねたことがあります。「マスクしてるとウィルスの予防に効果があるの?」。歯に衣着せず、はっきりものをいう彼が言ったものです。「(効果)あるわけないじゃないですか〜。だって横(サイド)の方なんかスカスカでしょう」。なるほど〜。横から指が2〜3本は入るね。なっとく!

    そもそも市販のマスクに引っかかるような、ドジなウィルスはいないでしょう(笑)。粉塵程度の大きさであれば、多少は網目(布目)に止まるかもしれませんが。もし菌や放射線に対して本当に実効性ある措置を講じようとするならば、街中の人が防毒マスクをして歩くことになる。なんか映画みたいな光景ですが、その防毒マスクだって完璧ではないです。

    普通のマスクで間違いなく効果があるのなら、日々患者と接する医者はまず着用するはずだし、むしろ義務化されるべきでしょう。ただ、映画やドラマでは手術の時には必ずマスクをしてますね。

     

    という、いつもの身勝手な拙論・推論なのですが、では日本でなぜこれほどマスクが重宝され、普及したのだろうか?かく言う私も、退役してからは結構マスクをしてました。田舎者の私ですが近年、花粉症という文明病・都会病を患ったのがその理由です。

    それはさておき、マスクは今、謂わばファッションの一つになりつあるような気がする。え〜いこうなったら、模様入りや刺繍したマスクを販売してはどうか。それだと外国人から見ても、異常な姿には映らないかもしれない。

    馬鹿みたいな話ですが、仕掛けさせできれば商売になるような気がする。だってつい何十年か前までは、女性が爪に絵を描いたり石を乗っけたりして、それがおしゃれだなんて誰も思わんかったでしょう。二十数年前ヨーロッパ、と言っても北欧の片田舎で三年間生活しましたが、その頃既に美容院の中にネイルの店があったんですよ。当時はこんなもんが商売になるのか〜くらいにしか思ってなかったのですが、今じゃ日本では有力な産業ですよね。細やかな手作業は日本人の得意技ですから、時代の波に乗ったのでしょうか。因みに、私の任国ノルウェーの王女は当時、日本の鍼灸を習っておいででした。

     

    あまりマスクをコケにすると、製造業者や愛用者に叱られそうなのでその効用もひとつ。

    考え得る唯一最大の効果は、口の中・鼻の中の保湿ではないでしょうか。多くの愛用者は、その快感があるので手放すことができないのだと思う。特に空気が乾燥している冬では、保湿の効果は大きいですよね。また、温かい空気を肺に送り込むので体に優しい(ような気がする)。私のような歳よりの肺炎防止には効果があるでしょう。分かったようなこと言ってますが、医学的な裏付けは全くありません。いつもどおり直観です。

    もう一つは、着用する人の気持ち・心ですね。これやってると、フル(インフルエンザ)だって放射能だってカットされていると思い込んでいる。実は、そこは大変重要です。我々は皆よわ〜い人間ですから。病(やまい)は気からって言います。大いに効果があると信じること。そうすることによって、病気が逃げていくこともあるでしょう。ただ、宗教と同じで思い込みってのは危ない一面もあるので「過信しない」ことでしょう。

    てなことで、この冬も春も一度もマスクを着けませんでした。マスクさんさようなら〜!寒風の中、冷気を頬に感じ白い息を吐きながら歩くのは、子供の頃に戻ったようで楽しい。人間は年寄ると子供に還るのです(笑)

     

    話は全く違いますが、通年に近い着用と言えば「クールビズ」があります。かの有名な方が提唱され、この国ではほぼ定着したと思います。これに水をさすわけではないのですが、缶コーヒーやウオッシュレットと同じように、外国(先進国)では無理なような気がする。エグゼクティヴにとっては中途半端ですから。

    現役の時に懇意にしていた或る先生(国会議員)は、「我々(国会議員)にとって背広とネクタイは、みなさん(自衛官)の制服と同じです。だから私は、神聖な場である国会に出るときには、周りの人がどうであれ、またどんなに暑くてもネクタイと上着を着用します」と言っておられた。私よりも随分若い方だったですが、立派な人物だと思いました。この誇り高き先生、おそらく良い仕事をしておられるでしょう。

     

    選挙で選ばれた人はみなさんが、彼のように静かなる矜持を胸に秘めていて欲しい。ところで、今回は何の話だったの(笑)

     

     

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